心と体を整える朝座禅
金獄宗信
住職でもある作者がわかりやすく座禅について
この本で語ってくれています。

私は座禅は数回体験がありますが
どうにも胡坐や正座は苦手な部類。
あの正座の時のしびれはどうにかならないかと
思いましたが座布などでも工夫できます。
また、この座禅での瞑想は実にいろいろ
あるということを学ばせていただきました。
なぜ、しびれるかというと、身体ができていない。
身体が固いから胡坐が組めないというわけです。
そしたら足を組まずにできる椅子座禅などもあるといいます。
座禅は自分の生き方を見つめる時間になるそうです。
いい座禅をすると、表情まで変るといいます。
人間ってシンプルなのが一番なのではないかと
この本を読んで思いました。
白隠和尚の元をたずねた一人の武士が
「地獄と極楽がどこにあるか?」と聞いたそうです。
すると白隠は
「なさけない、地獄極楽とほざくのは腰抜け侍」
と一刀両断。
侍は烈火のごとくに腹をたて斬りつけようとする。
すると一言。
「それが地獄」
そして、刀をしまい納得しつつ微笑む彼に
「これが極楽」と言ったそうです。
すごいですよね。
かっこいいと思いました。
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